もうすぐ新人さんがやってきますね。

先輩ナース

おすすめの下剤は「タケダ漢方便秘薬」。

さめこです。

 

2月に突入して、

Twitter界隈では

 

「あともう少しで後輩が入ってくるなんて・・・」

 

「先輩ナースに後輩が入ってくるってプレッシャーかけられている」

 

「ラダーが終わってない!どうしよう・・・」

 

などのツイートが見られるようになりましたね。

 

いやぁ・・・。

 

二月ですなぁ。。。

 

 

新人ナースの皆さんは「2年目になってしまう!」と焦っているかもしれませんが・・・。

 

なりますよ。

 

身も蓋もない言い方ですが、

4月になったら新しい新人ナースが入ってくるので、

いま一年目のあなたは自動的に「2年目ナース」になって、

「後輩」がやってきます。

 

新人が配属されてこないところもあるかもしれませんが。

 

でも、後輩が入ってくるってことは、

あなたがそこで頑張ってきた証拠なんです。

 

だって、少なくとも4月にやってくる新人さんより長くそこにいるんですから。

 

失敗に泣いたこともあるだろうし、

怒られたこともあったでしょう。

 

「もう辞めたい」

「自分は看護師には向かない」

 

そう思いながらも頑張ってきたじゃないですか。

 

新人さんが入ってきたら、思い出してみてください。

 

自分が入職して、病棟配属されてきた時のこと。

 

不安と緊張。

 

でも、「ここで頑張ろう」って思っていたのではないでしょうか。

 

きっと4月に配属されてくる新人さんも同じ気持ちだと思います。

 

「ラダーが終わってない!」

 

とか

 

「新人に教えるとか無理!」

 

とか思いがちですが・・・。

 

新人の頃、2年目の先輩を見てどう思いましたか?

 

「あの先輩、ワタシより仕事できてないんじゃね?www」

 

とか思いました?

 

というか、そんな余裕ありましたか?

 

多分なかったんじゃないかなぁ。

 

出勤するだけで疲労困憊。

 

見ること聞くこと全部が新鮮で、

やることなすこと時間かかって、

先輩の目が気になって、

同期と自分を比較して落ち込んだり。

 

患者さんにとって自分のしていることは看護なのか、

それとも決められた業務なのか、

とか思ったりしませんでしたか?

 

そんな一年前のあなたと同じように、

真っ新で、期待と不安に満ち溢れた後輩が来るってだけです。

 

自信を持って新人さんを迎えてあげてください。

 

多分、新人さんの気持ちに一番寄り添えるのは、

新人時代を乗り換えたばかりになるであろうあなただと思うから。

 

自分がして欲しかったこととか、

かけて欲しかった言葉。

 

後輩にしてあげてください。

 

人間て、忘却の生き物だから、

どんなに気を付けていても忘れてしまうんです。

 

 

ワタシの新人時代。

 

とにかく毎日しんどくて、白衣を見ただけで吐き気がしたくらいでした。

 

病棟で一番役に立たないナースだったと思います(さめこ調べ)

 

看護技術だけじゃなくて、頭も悪かったし、

レポートの提出もギリギリ、内容も何言ってるかよく分からない内容。

 

ラダーのチェックリストなんてクリアしたのは2年目の秋頃・・・。

 

自分もしんどかったけど、周りの先輩たちも大変だっただろうなぁ。。。

 

そういう想いはあるんですが、

「具体的にどうしたら良かったのか」は考えられても、

 

「具体的にどうしてほしかったのか」

「具体的になにが辛かったのか」

 

ということに関してはもう思い出せないんですよね。

 

ワタシの新人時代なんて今の新人さんたちが生まれた頃だもの。。。

 

20年も経ってるのに、

「お局」はまだ生息しているし、

「根性論」も「見て盗め」もまだはびこっている。

 

指導方法もあまり変わっていない。

 

女社会だからっていう文化も変わっていない。

 

もう令和なんですけどねぇ。

 

いろんな業界が大きな革新をしている中、

時代遅れとしか言いようがない「看護師」という職業。

 

ここらで一緒に変えていきませんか?

 

「自分の時はもっと厳しかった」

「今のやり方なんて全然優しい」

「なんで他の人はできるのにあなたはできないの?」

 

そんな概念捨てちゃいましょうよ。

 

先輩になるからこそ、

新人時代に感じた理不尽を繰り返さないでほしいんです。

 

自分は我慢したんだから、後輩も我慢するべきだ。

 

そんなのが何十年も続いてきているんだとワタシは思います。

 

でも、そんな考え方ナンセンスだと思いませんか?

 

自分がされて嫌だったことは他人にしない。

 

これって当たり前のことだけど、当たり前になっていないと思うんですよね。

 

ミスや失敗について注意する場面はもちろんあると思います。

 

それは、新人にとっても、患者さんの命を守るためにも必要なことです。

 

 

でも、やり方があると思うんですよ。

 

ナースステーションのど真ん中で怒鳴りつける。

 

患者さんの前で怒って、謝らせる。

 

過去の失敗やミスを引っ張り出してきてネチネチ小言を言う。

 

これって適切な指導だと思いますか?

 

ワタシは指導ですらないと思います。

 

どんなに言っていることが正しくても、

それは指導ではありません。

 

行き先を指で示して導いていくこと。

 

あっちへ行け、あっちが正しいと指で示すだけでは足りないんです。

 

行き先を示しながら導いていくことが、今も昔も足りていないんです。

 

 

ワタシの人生の目標は、

「看護業界からお局を撲滅すること」です。

 

そのためには、まず「これ以上お局予備軍を増やさないこと」が必要です。

 

だからワタシは、

あなたには「お局」なんて呼ばれる先輩になって欲しくありません。

 

 

今はまだ一年目のあなた。

 

春には2年目ですね。

 

やってくる新人さんを意識してしまうかもしれないですが、

3月まで全力で新人時代を楽しんでください。

 

まぁ、2年目になったからって、

質問できないわけでもないし、

助けを求めてはいけないわけではありません。

 

気負わず、優しい先輩になってくださいね🌸

 

 

 

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