続ける？辞める？それからそれから･･･

コーヒーよりも紅茶が好き。

さめこです！

 

12月のボーナスの季節がやってきますね。

 

・・・ワタシは派遣看護師なのでないですけども。

 

この時期になると、チラホラ出てくる話。

 

「ボーナス貰ったら辞めようかな。」

 

えぇ、ワタシも病院に勤務していたころ、

何度となく考えました。

 

なんなら毎年考えていたかもしれません笑

 

「辞めようかな」

 

理由はなんであれ、

退職を考える時に頭をよぎるのは、

「ここで何年働いたっけな？」

「この年で○カ所目の転職ってどう思われるのかな」

「退職金が出るまではいた方がいいのかな」

とかそんな感じのことでした。

 

「辞めたら迷惑がかかる」

「辞めたいのは逃げたいからかな」

 

なんてことは大学病院時代に捨て去っていたワタシは、

もらえるものをどこまでもらうかを考えていました。

 

職場はワタシの人生を補償してくれない。

 

それなら、

自分で決めて実行する方がいい。

 

誰のせいにもできない自己責任だけど、

だからこそ自由に選択肢が増やせるのです！

 

失敗しても自分のせいなら、

「やっちまったなぁ。」

と経験として受け入れられるからです。

 

誰かに決めてもらった事の後始末だけ押し付けられるのは

後悔にしかなりません。

 

仕事を辞めるのか、

続けるのかはあなた次第。

 

どっちを選んでも、

あなたの人生は続いていきますから。

 

 

んで、本題です。

 

続けることと、辞めること。

 

その先にある問題は、

その選択がどんなふうに人生に関わってくのか、

ってことだと思います。

 

あとは、

そんな自分がどのように評価されるのか

とかね。

 

そこら辺について、

ワタシの見解を伝えていきたいと思います！

 

①とりあえず続ける

 

よく「３年は頑張りなさい」なんて言いますよね。

 

結論から言うと・・・。

 

これ、ワタシ個人としては目標にしても良いのかなって思います。

 

なぜかと言うと、

１年目と３年目では見えてくる景色が全然違うから。

 

ワタシが看護師になった20年前。

 

「新人は急性期に行った方がいい」

「同じところで３年は頑張った方がいい」

 

という風潮がありました。

 

ワタシ自身、

外科の「切った！治った！」の過程や

リハビリに関わることがとても好きだったので、

1年目から５年目まで外科で働いていました。

 

そこは呼吸器の専門病院で、

呼吸器のOPEもあれば、

呼吸器管理、

抗がん剤治療、

放射線治療、

疼痛コントロール、

看取りもある。

 

そんな盛りだくさんな病棟でした。

 

ワタシはここでの１年目。

 

人生で初めて大きな挫折を味わいますw

 

同期と同じレベルになれない、扱われない。

 

「さめこさんはいつになったら自立できるのかね」

「あんた向いてないよ。辞めれば？」

「それはやらなくていいから。あんたには任せられない」

「あんた何考えてるの？」

「事前勉強もしてないなんて、給料泥棒と一緒じゃない」

 

連日の激務について行けていなかったワタシは、

先輩たちからこんな言葉を毎日投げつけられていました。

 

あ、もちろん優しい先輩もいましたよ！

 

でも、ワタシの心には聞こえなかったんです。

 

それでもなんだかんだあって、

そこには５年半くらい勤めました。

 

なんだかんだについては

「看護師辞めたい〜１年目編〜」を

読んでいただけると嬉しいです（ちゃっかり）

 

ワタシは1年半くらいかけて

１年目でクリアするはずのチェックリストを終えて、

３年目突入直前に同期に追いついた感じでした。

 

３年目になってプリセプターになり、

背負う責任が変わってきました。

 

リーダー業務、後輩の相談相手。

 

他のスタッフから意見を求められたり、

患者さんからも可愛がられるだけでなく、

一看護師として頼られるようになってきました。

 

広くなった視界。

 

自分に向けられる信頼。

 

一年目には全く体験できなかったやりがいを感じ始めた時期でした。

 

この時期になっても、

いろんなことを言ってくるお局的BBAはいましたけどもw

 

振り返ると、鬱っぽくもなったし、

あんなに最初の病院にしがみつかなくてもよかったのかも知れないな〜

とも思います。

 

実際しんどかったしね。。。

 

でも、「続けることで得られた信頼」はありました。

 

信頼されることで身についた自信もあったし、

看護師として生きていく覚悟も決めました。

 

②スッパリ辞めて転職する。

一年目の途中でも、

転職したばかりでも、

「ここは絶対無理！」

ってあなたの心が３回以上叫んだら

転職を考えてもいいとワタシは思います。

 

転職のメリットは、

他部門や他科の経験が積めること。

 

ワタシもそれなりに転職をしてきたので、

行った先々でいろんなことを学ぶことができました。

 

その経験が、

いまの訪問入浴で生かされているのは確かです。

 

あくまで個人的な感想ですが、

短期間で前職をやめて転職してきたスタッフに対して、

ワタシは特に悪い印象は持ったことがありません。

 

一年目の途中で、

人間関係や病院の方針と合わなくて退職した

というスタッフとも働いてきました。

 

確かに新しい技術や人間関係を築き直さなくてはいけないので、

大変だと思います。

 

勉強もし直さないといけないですしね。

 

でも、転職してきた人が一生懸命に頑張っていたら、

前の職場を短期間で辞めていても

全然気にしません。

 

「合ってなかったんだろうな」

 

って思うだけです。

 

特に転職直後は、

 

「どんな人なのかな」

「なんで前の職場辞めたんだろう・・・」

 

とか話題に上がったりしますが、

仕事への姿勢を見ている人たちがちゃんといるので。

 

心機一転！と開き直っちゃうのもアリだとワタシは思います。

 

③看護師から一旦離れる

これも選択肢の一つだと思います。

 

看護学校や看護大学の勉強や実習を乗り越えて、

国家試験を乗り越えて、

やっと手にした看護師免許ですが・・・。

 

もう本当に、

 

「とにかくもう看護師の仕事はしたくない！！」

 

と思ったら、一旦辞めてもいいんじゃないかと思います。

 

看護師免許持ってるからって、

看護師しなくちゃいけないってわけではないですし。

 

ワタシも、結婚を機に一度看護師を辞めました。

 

某ドラックストアのレジバイトになって、

一年位はのんびり週3回半日だけ働くという

生活を送っていました。

ワタシの看護学校の同期には、

卒業と同時に結婚＆妊娠発覚！

看護師として働いたことがない！

という人もいます。

3年目くらいで看護師を辞めると決意して、

いまは個人事業主してたり、

雑貨屋さんをしている元同僚もいます。

看護師だけが人生じゃないです。

いろんな仕事をしてみてもいいんじゃないでしょうか。

看護師の経験はほとんどないけど、

自分より年上っていう転職ナースもいます。

転職は何回したっていいんです。

でも、人生は1度きり。

あなたが主役の人生だから、

あなたがしたいことをすればいいのだとワタシは思います。

何事も｢大事なこと｣順です。

その｢大事なこと｣は、

あなたにしかわかりません。

家族、子ども、パートナー、友人、遊び、キャリア、お金、趣味etc…..

その大事なことを大事にするためには、

どの順で仕事を選ぶのか、

選ばないのか、

決めたらいいんだと思います。

人生万事塞翁が馬。

なるようになる。

ワタシの最優先はいつでも決まってます。

｢面白そうか、楽しそうか｣

これだけは絶対です(笑)

面白いことも、楽しいことも、

全力でやれば超疲れます。

でも、面白そう！楽しそう！が、

ワタシにとっては最大の現動力なのです。

で、その｢面白そう｣｢楽しそう｣をしながら生きていくためには、

やっぱりお金が必要で。

お金を得るには働かなくちゃいけなくて、

どうせ働かなくちゃいけないのなら、

少しでも楽しく働きたい。

ワタシが楽しく働けるのってどんな仕事かな〜。

そう考えた時に、

｢病棟で働くのはイヤだな･･･｣

｢施設は･･･デイならいいかも｣

｢訪問入浴を派遣会社に勧められたけど、やったことないなー｣

｢ツアーナース！面白そう！･･･求人ないや｣

ふむふむ。。。

なら、｢訪問入浴｣やってみようかな！

やったことないし！

と決めて、いまに至ります(笑)

ワタシは看護師の仕事が好きなので、

転職先も看護業界でしたが、

転職を機に別の仕事を選んだっていいんです。

いかがでしたか？

大雑把に3パターンについてお話ししてみました。

それぞれにいいことがちゃんとあります！

あとは、自分で選んで腹をくくるだけ。

もう一度言いますよ？

｢人生は１度だけ｣

楽しんで生きていきましょうヾ(●´∇｀●)ﾉ