ワタシが生存確認されたときの話。

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今日も我が家のにゃんこがかわいい!

さめこです!

日々生活をしていく中で、

 

「あぁ、しんどい・・・」

 

って思うこと、ありますよね。

 

しんどいの内容は、

仕事だったり、

人間関係だったり、

プライベートだったり、

人生だったり・・・。

 

いろんな「しんどい」が

ある日突然

どーーーんとのしかかってきたりしませんか?

 

ちなみにワタシは、

あります!!

 

タイプ的に、

アドレナリンに振り回されて、

限界突破も振り切って、

終わったとたんにプツリと糸が切れることが多いです。

 

糸が切れた時に我に返って、

冷静にタスク整理をし直した時には

たいてい燃え尽きています。

 

でも仕事はね、

定時まで動けるんですよ。

 

問題はプライベート。

 

看護師やってないときの時間です。

 

もはや燃えカス状態になって帰宅した時には、

完全に電池切れ。

 

頭の中は

「眠い」

「おなかすいた」

「もうなんにもしたくない」

そんな感情でいっぱいです。

 

かつてのワタシは、

この「燃え尽きるまで止まらない」という

思考や行動に自分で気付くことができませんでした。

 

仕事で全力出し切って、

家に帰ったら食べて寝る。

 

休みの前日は、

ちょっと仮眠を取ってからダーツバーに出かけて行って、

朝までみんなで大騒ぎする。

 

こんな生活を続けた結果、

うつ病になりました(笑)

 

ストレス発散しているしているはずなのに、

だんだん眠れなくなり、

仕事ではミスが増え、

遊ぶことに罪悪感を覚え始めました。

 

その当時は、

「なんかうつ病みたいな症状だな」

と、なんとなく思いつつも、

「遊ぶときは元気だし」←全力を振り絞っていた

「食欲はあるし」←過食状態だった

と否定的に考えていました。

 

ですがある日、

突然動けなくなってしまったんです

 

自分でびっくり。

 

その日は日勤で、

前日は遊びに行く元気もなく早めに就寝。

 

目が覚めた時には、

枕元に置いてあった携帯電話が鳴りまくっていました。

 

ぼんやりしながら

「電話が鳴ってる・・・」

と思ったのですが、

携帯電話に手ば伸ばせない。

 

全身だるくて、

腕を持ち上げることも、

声を出すこともできない。

 

ただぼんやりと光る携帯電話をながめていました。

 

その日が来るまで、

ワタシは着信で目が覚めないなんてことなかったのに。

 

目が覚めないどころか、

電話に出ることもできない。

 

完全に思考停止。

 

そこからどのくらい経ったのか覚えていないのですが、

住んでいた寮のドアがガンガン叩かれ、

ガチャっと音がして寮母さんが入ってきました。

 

それもただぼんやりと眺めていました。

 

部屋が汚いとか、

部屋着で恥ずかしいとか、

そんなことも考えられずに、

ただ見ていました。

 

寮母さんと、

同じ寮に住む同僚が

すごい勢いで部屋に入ってきて

「さめこさん?!大丈夫?!わかる?!」

「生きてる!意識もある!」

って外に向かって叫んでたんですよね。

 

後日、電話してもチャイム押しても反応がなくて、

「まさか・・・」

という話になって突入したと聞きました。

 

寮母さんや同僚が突入してきた後の記憶は、

正直あまり覚えていません。

 

どうやら、あまりの反応のなさに

レベル低下→脳血管障害を疑われて

数日入院したらしいのですが、

そのことも覚えていません。

 

思い出せるのは、

精神科で薬を出してもらって、

休職の診断書が出て、

何日かごとに友達や同僚が

差し入れをくれたり、

食事やドライブに連れ出してくれたこと。

 

いま振り返っても、

身体が動かなくなった日から

その後一年くらいの記憶はほとんどありません。

 

その時に知り合った(らしい)友人とは、

いまだにどうやって知り合ったのか不明(笑)

 

記憶のない期間にやり取りをしていた(らしい)友人が、

長期出張から帰ってきて、

「さめこ!久しぶりじゃーん!」

と声をかけられるも、

「え?だれ?」状態。

 

まぁ、友人にはかなり恵まれていたので、

まわりにもここ一年くらいの記憶がほとんどないと伝えて、

フォローしてもらっていました。

 

うつ病にもいろんなタイプがあると思うんですが、

ワタシの場合は、

注意散漫、短期記憶の欠如、不眠、過食

でした。

 

「認知症ってこういう感じなのかな」

と思いました。

 

自分には記憶はないのに、

周りの人はわかっている。

 

まるで、

別の誰かが自分に成り代わって

存在しているんじゃないか?

という恐怖感。

 

あれはショックでしたね。

 

内服治療は今でも続いています。

 

今ではそこまでひどい記憶障害はなくなりました。

 

でも、同時にいくつかのことを考えて整理することは

苦手なままです。

 

買い物に行くにも、

メモを作っていかないとなにを買っていいのかわからなくなる。

 

調子が悪いときは、

メモを作ることはできても、

買い物しながらメモが読めない時があります。

 

目がすべるっていうんですかね。

 

メモに書いてある商品一つ一つはわかるんですが、

メモ通りに全部買えたかどうかがわからない。

 

なので、買い物はいつも夫と一緒にいっていたりします。

 

「あー、だめ。メモが頭にはいってこない」

 

そういって、夫にメモを渡して商品を探してもらう日もあります。

 

こんな経験があるワタシなので、

他のナースさんには

「うつ病になるような働き方をしてほしくないな」

「もっとラクに働く、生きていくための考え方を知ってほしいな」

と思い、ブログを立ち上げました。

 

自分がうつ病になって、

考え方が変わって、

いまは燃え尽きない働き方を選んでいます。

 

ラクに楽しく生きていくための手段は、たくさんあると思います。

 

ストレスを排除できればラクになれるとワタシは思っているので。

 

うつ病になった指導者、なんて信用なくしちゃうかな。

 

なんて思ったりもしますが、

うつになったからこそ知った

人との付き合い方やメンタルリセットの方法もあるので、

ワタシの知る限り、

あなたに伝えていきたいと思います。

 

ではでは、今日はここらへんで。

よかったら、また遊びに来てくださいね。

コメントもお待ちしております~♪

さめこでしたm(_ _)m

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